JR九州は、福岡の博多・北九州エリアの混雑緩和のため、813系のロングシート化を進めています。
2023年12月から順次使用開始していて、今この瞬間も、813系の一部列車がロングシートで運用されているところです。
運行区間は、以下の通りです。
- 鹿児島本線 門司港(福岡)~荒尾(熊本)
- 長崎本線 鳥栖(佐賀)~江北(佐賀)
- 日豊本線 小倉(福岡)~佐伯(大分)
- 福北ゆたか線 博多(福岡)~直方(福岡)
ですが、813系ロングシート化で自分的に困ってしまったことがあります。
ロングシート化で少し困ってしまったこと
以前の転換クロスシートは、体の向きが「進行方向」または「進行方向後ろ」に向かっていました。
ですが、ロングシートになると進行方向に対して「横向き」に座ることになり、体が左右に揺られる感じになってしまうので、快適さは転換クロスシートに少し劣ってしまう感じです。
下の写真は、過去に転換クロスシートからロングシートに改造された、817系です。
ロングシートになると、長時間の乗車は少し辛くなってしまいます。
まあ、福岡エリアは主に地域輸送がメインなので、遠い距離を日常的に行き来する方はあまり多くないかなって思います。
18きっぷの時は少し大変かな~って感じです。
ロングシート化の前で少し困ってしまったこと
ロングシート化の終わった編成は、今はあまり多く無い感じです。
では、ロングシート化する前の編成は、どのような方法で混雑に対応しているのでしょうか。
答えは、なんと座席撤去です。
車両のドア付近の転換クロスシートを撤去しています。
そして、ここで困ったことが発生してしまいます。
座席撤去されているため、もちろん座れる人数は減っています。
なので利用者の少ない時間帯でも、この列車が来たら、「今までは座れたのに座れない…」なんていうことが起きてしまいます。
こないだ筑紫野(福岡)の友達に会いに行った時、帰りに下関まで戻る際に座れず、その日は計1時間半ぶっ続けで立ってました。
ちなみに原田(筑紫野)から博多まで30分間立ってた後、博多でまさかの「立ち食い」ラーメンに行きました。
その後、下関まで立ちっぱなしでした。
下関から先、自宅のある広島までは座れましたが、足がぶっ壊れました。
このような感じで、ロングシート化前にも困ったことが起きてしまいました。
ですが、ロングシート化が終わってしまえば、座席撤去された車両に比べて座席数は増えることになります。
おわりに
九州地方は、全体としては人口減少の傾向にありますが、場所によっては非常に人口が集中していて、今後増え続ける可能性も十分にあります。
もしかすると今後、他の車両や路線でもロングシート化が進むかもしれません。
今後のJR九州の動きにも注目していきたいところです。
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